しずるのネタ「ラブファントム」が面白い!どっちのネタ?どうやってできた?フルバージョンもある!?

しずるのネタ「ラブファントム」が面白い!どっちのネタ?どうやってできた?フルバージョンもある!?

キングオブコント2025でファイナリストとなった「しずる」。

芸歴20年以上となるしずるですが、意外にもまだ優勝を掴んだことはありません。

8年ぶりの決勝進出に期待の声が高まっています。

過去に青春コントで一世を風靡したしずるですが、最近では昔とは違ったネタが評価されることが増えました。

今回はその代表格でもある、千鳥のクセスゴで話題のとなったしずるのあのネタについて紹介していきます!

しずるのネタ「ラブファントム」が話題に!

かつてフジテレビで放送されていた「千鳥のクセスゴ」で、「この歌合うな~」の企画で披露したコント。

内容はB’zのLOVE PHANTOMに合わせた、ドラマのワンシーンのようなコント「とてつもない情報」でした。

このコントの動画がSNSでバスり、思いもよらない反響に本人たちも驚いたといいます。

しずるのネタ「ラブファントム」はどっちのネタ?

しずるのコントについて、書いたのは純さんか池田さんかという話題になるのはしずるはふたりともコントを書くからです。

単独ライブもその回ごとにどちらが作・演出かをポスターに明記しており、お互いの書いたネタには干渉せず、でも全力でやるというやり方をとっています。

芸人さん曰く珍しいやり方だそうで、唯一無二なのではないでしょうか。

そしてラブファントムは池田さん作のネタです。

池田さんのネタは暴力的だったり洋画チックだったり、ファンなら雰囲気で分かるのではないでしょうか。

しずるのネタ「ラブファントム」はどうやってできた?

バスりまくったこのネタですが、実はしずるの持ちネタではなく千鳥のクセスゴのために作られたものだそうです。

クセスゴにはよく登場していたしずるですが、順番でネタを担当していたそう。

そして「この歌合うな~」の企画のときは純さんの担当だったそうですが、書いてきたネタが権利などに引っかかってしまいできなくなったそうです。

そこで池田さんが「俺が書くよ」といい持ってきたのがラブファントムのネタ。

「前奏が長い曲であれば、そこにセリフがなくても曲合うなって思えれば、せりふの数を減らせる」

時間がない中でもそう考えた池田さん。

池田さんのお姉さんはB’zのファンだそうで、前奏が長い曲といえばLOVE PHANTOMが浮かんできたそう。

しかも台本には「曲に合わせて」としか書いておらず、リハーサルで初めて合わせて、あのネタができたのだそうです。

ネタを書いたのは池田さんですが、長年一緒にやってきたふたりだからこの生まれたネタとも言えます。

しずるのネタ「ラブファントム」には続きがあった!フルバージョンがすごい!

こうしてクセスゴで話題となったしずるのネタ「ラブファントム」ですが、テレビサイズでは1~2分しかありません。

実際のLOVE PHANTOMは4分30秒ですが、丸々使用したものが劇場で披露されています。

フルバージョンではストーリ性やオチ、伏線回収もあり立派なコントになっています。

私自身初めて劇場で見たときは感動で震えました。

お笑いの色んなものが詰まっていて、でもストーリーがドラマみたいでふたりの演技力で一気に引き込まれる。

しずるって本当にすごい!と思わせてくれるコントになっていました。

クセスゴ用で作られたネタですが、後輩のヘンダーソンのライブに呼ばれた時に話題になったこともあり「長尺でやってください」と頼まれたそう。

そこで1曲丸々使用したバージョンが作られたといいます。

そこから劇場で披露されることが増えました。

偶然生まれたコントがこんなにも面白くて革新的な作品になるなんて、奇跡の連続ですよね。

まとめ

芸歴20年以上になるしずるですが、青春コントでブレイクしその後低迷期もありましたが、解散することなく劇場に立ち続け新ネタを書き続け最高のコント師と言わざるを得ません。

最近ではゴッドタンで披露したコントも話題となり、再注目されています。

そしてここにきてキングオブコント決勝進出するのもかっこいい…!

ぜひ優勝して日本一の称号を手に入れてほしいです。